310クラブ

昨日は、司法書士の福田先生が主宰されている
３１０クラブの講演と懇親会がありました。

場所は、恵比寿。
すっかりクリスマスモードですね。

でも、そういうイルミネーションを見て
あっ、もうクリスマスか！って気づいた時、
クリスマスという一大イベントを忘れてしまっていた自分に苦笑してしまいました。
子供の頃からずっと、楽しみなイベントだったのですが・・・
大人になったのでしょう・・・か（笑）

話を戻して、
今回の３１０クラブの講演では、
株式会社せおんの代表、越さんと
NPO法人かものはしプロジェクト共同代表　村田さんが
それぞれ約1時間ほどお話くださいました。

今回の講演、どちらの方のお話もお聞きしたかったので
とても楽しみにしておりました。
たくさんの方が講演に参加されていたので、
皆様の関心が高いのもわかります。

越さんは、ＮＨＫドラマとなった「ハゲタカ」（真山仁著）のモデルとなった方で、
これまで数多くの企業再生を手がけてこられた方です。
また不動産金融に関しても精通されていらっしゃいます。

今回の講演は、
「トップリーダー育成の現場から」というテーマで、
経営者についてお話されました。

お話をお聞きしているうちに、だんだんと心が熱くなってくるのがわかりました。
なかでも、
・会社である以上、経営理念がいかに重要かということ
・とにかく本音で向き合うこと
・自分が正しいと思う道を進むこと

心が奮い立ちました。
当事務所を開業するにあたって、理念について考えました。
このブログでも少しだけ、ご紹介させていただいたりもしてますが、
でも、越さんの言葉をもう一度かみしめて
経営理念について再考してみようと思います。

NPO法人かものはしプロジェクト共同代表　村田さんのお話。
村田さんは、28歳という若い女性ですが、
19歳の頃からカンボジアの児童買春撲滅に取組まれてこられた方です。

児童買春については、
新聞雑誌などを通じて聞いたことはありましたが、詳しくは知りませんでした。

今回の村田さんのお話やカンボジアの子供達が直面している
児童買春の現場の写真や映像に衝撃を受けました。
偶然にも、最近、インドのスラム街で生きている子供の映画を見たり、
雑誌でソマリアの内戦の現状を読んだりして、
世界の子供たちが大変な状況にあり、
なんとかならないのかと考えていました。

今回、村田さんのご活動をお聞きするうちに、
村田さんたちのような活動まではできなくても、
かものはしプロジェクトを通じて
子供達が笑顔を取り戻せるお手伝いができることがわかりました。

そういう活動が本にもなったとのことで、さっそく買わせていただいたのですが、
夢中になって読ませて頂きました。

またかものはしプロジェクトによって、職を得て
児童買春などから開放された女性たちが作った民芸品、
私は、目に留まったイグサのストラップも買わせていただきました。

最初は、とてもせつないハートのストラップに思えましたが、
村田さんの本を読んで、
カンボジアの女性が取り戻した
笑顔の象徴のような気がしてきて、
私自身も笑顔になりました。

福田先生、とても勉強になりました。
このような機会を下さったこと、本当に嬉しいです。
ありがとうございました。

また名刺を下さった方、
これからもご縁がありますよう
楽しみにしております。