年代別心構え、国が指針案

今朝の新聞記事、

人生100年に向けて、年代別に資産形成や運用、心構えなど
国が指針を出したとのこと。

https://www.asahi.com/articles/ASM5Q53LGM5QULFA026.html?iref=comtop_rnavi_arank_nr02

えっ、ちょっと待って!って感じです。

やっぱり年金だけでは賄えないから
自助努力してね。

そもそも、老後のための年金制度があり、
そのために消費税増税の話にもなってたはず。

国の借金は、雪だるま式に膨れているし、
少子高齢化や失われた30年の状況を見れば
わかっていたことでは??と思うのですが、
今になって、結局自助努力としてねという指針を出すのは
違和感を感じました。

まずは、今ある制度設計を見直して
日本の未来に希望を持てるよう、
ある程度痛みを伴うかもしれませんが、
必要な改革を政治家主導で行ってから
それでも足りないから、自助努力してほしいという流れなら
まだわかるのですが・・・
いろいろしがらみがあって、そう簡単にはいかないだろうことは
推測できますが、まずは足元から見直して欲しいなと思います。

税金の仕事をしていると、みなさま、
経営努力をして、そして結果として、大事な事業資金から
または、先祖代々だ受け継ぎ守ってきた資産のなかから
税金や社会保険税を納めています。
そして、その税金の大切さ、お金の大切さを
改めて考えて、大切に国のために使ってほしいと思います。